Z/Y世代の方は温暖化の実感が少ないはずです。X世代の方は違いを感じているはすで、団塊の世代の方は格段の違いが判るはずです。産業革命前から1℃の気温上昇でこの違いがあるのですから、本来であれば実感のあるX/団塊の世代が主張すべきです。しかし実際に声を上げているのはZ/Y世代が中心で、過激な主張を非難するX/団塊の世代も存在し、温暖化に対する世代格差も生じています。
2030年までの中期目標を達成したとしても、2100年には2.7℃?2.4℃?気温上昇する予測が出ています。現在よりも+1.4~1.7℃上昇したら、X/団塊の世代の方は恐ろしいと思うはずです。しかしX/団塊の世代の人は2100年に存在しません。2100年に存在するのはZ世代の一部と、これから生まれてくる子供なのです。その未来の課題を、毎年COPでX/団塊の世代が中心になって議論し進展が少ないのですから、グレタ トゥーンベリさんらのZ世代が憤るのも当然です。
国のリーダーの多くは2050年さえ迎えられないでしょう。自分の人生設計さえ難しいのに、自分が死んだ後の未来を考えるのです。国は自国第一主義、個人は利己主義の人が多い現在、人類に課せられた課題はあまりにも大きい。当サイトでは再三にわたり述べていますが、世界全体が成長産業を凍結し脱炭素産業へとシフト、エネルギー消費量の多いサービス等も凍結しなければ、パリ協定の履行は難しいと思います。
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