温暖化・気候危機

環境活動家の過激行動?喝!

COP27シャルム・エル・シェイク(エジプト)まで一週間となりました。COP26グラスゴー(英)では過激な環境活動家が、COP会場周辺でガソリン車のタイヤを刃物でパンクさせる異常な行動を起こしました。

先週はヨーロッパ各地の美術館で名画が標的にされました。ドイツの美術館ではモネの絵画にマッシュポテトが投げ付けられ、イギリスではゴッホの絵画にトマトソースがかけられ、オランダでは日本でも有名なフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」が狙われました。

昨年のCOP26で一定の進展はありましたが、2050年のカーボンニュートラルの実現にほど遠い現状を考えると、憤慨する気持ちは分かります。明らかにCOP27に向けた行動と思われますが、見る人に不快感を与える行動は、明らかに方向性を見誤っていいます。Tシャツには「JUST STOP OIL」とプリントされており、イギリスの過激な環境活動団体のようですが、どうすれば化石燃料の使用を減らせるのか?それを提案するような活動に変えて欲しいものです。

新型コロナでストップがかかり、ウクライナ戦争で世界が混沌としている状況で非常に困難だと思いますが、この一週間だけでもCOP27で進展があると期待したいものです。2050年まで残り27年2ヵ月です。温暖化の懸念が指摘されて37年が経ちました。過去に予想されていた異常気象は確実に増え、今年世界で発生した異常気象は数えるのが困難なくらいです。地球全体が一致団結しなければカーボンニュートラルの実現は不可能です。そういう意味でもウクライナ戦争を早期に停戦に向かわせるのがカーボンニュートラルへの一歩と言え、COP27でもウクライナ戦争に言及する必要があると思います。

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