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G7広島が成功裏に終わる?本当ですか?

G7広島サミットが21日に無事閉幕しました。先進7カ国の他に、グローバルサウスなどの8カ国が招待され、ウクライナのゼレンスキー大統領が来日することで更に注目されました。その一方で中国はG7に対抗するよう同時期に中央アジアサミット(5カ国)を開催しました。

昨今、G7の意義が薄れつつある中で開催された広島サミット、地球上の様々な重要課題が話し合われ、気候危機もテーマとして含まれますが、メインテーマは中国・ロシアを牽制し、グローバルサウスをG7サイドに引き入れ、核抑止を肯定するサミットとなりました。

先進7カ国で19日に合意した「広島ビジョン」はサミット初の核軍縮に特化した文書でありますが、被爆地広島の市民団体にとっては納得できる内容ではありませんでした。今回のサミット期間中にウクライナはヨーロッパ諸国からのF16戦闘機の供与が認められ、アメリカもロシア本土へ使用しない条件で技術支援をすると表明しました。まもなくウクライナの反転攻勢が始まり、早ければ秋にはF16が投入され戦況が一転する可能性があり、ロシアが劣勢に立たされれば限定的な核使用の危険性が再燃するかもしれません。核には核でという固定概念を捨てて、新たな手法を各国も模索すべきです。

一議員時代から長年にわたり岸田総理は「核廃絶」を訴えており、核廃絶を願う市民団体は広島で開催されるサミットを期待していましたが、国のトップリーダーである立場では「広島ビジョン」が限界だったと思います。欲を言えば固定概念にとらわれない、核廃絶へのステップを総理の思いでも表明していれば、核廃絶を願う団体にも理解を得られたはずです。例えば、「G7はカーボンニュートラルを実現し、2050年までに地球上から核兵器を全廃できるよう努力します」約束ではなく努力という曖昧な表現でも全廃日程を特定できれば、核廃絶の一歩として世界はさらに評価を高めたはずです。中国はG7の宣言に猛反発していましたが、この核廃絶に関しては肯定せざるおえません。逆に習近平がG7よりも先に核廃絶の日程を表明したら、一夜にして習近平は世界の聖人になってしまいます。先に言ったもの勝ちなので、2024年のG7イタリアでは核廃絶の日程をプランニングして欲しいものです。先に中国に言わせてはいけません。「カーボンニュートラルと核廃絶を2050年までに努力する」でもいいと思うのです。

昨年のCOP27(エジプト)にオンラインメッセージを送ったゼレンスキー大統領が「平和なくして温暖化対策はない」と訴えました。その一方で国連のグテーレス事務総長は「温暖化対策が進まないことをウクライナ戦争を理由にしてはけない」と訴えました。相反する見解ですが、「平和なくして温暖化対策の世界的な加速はない」が正しいかもしれません。自由主義国と権威主義国がいがみ合い溝が深まるなかで、グローバルサウスの国々はどちらにつけば国益に繋がるかを考えています。先進国(G7)も新興国(G20)も発展途上国も更なる経済成長を求め、経済成長のアクセルを踏み続けながら温暖化対策を考えているのですから、温暖化対策を急加速させるのが難しいのは当然です。

立場によって見解が違うのは当然です。グテーレス事務総長も本音では「平和なくして温暖化対策はない」と言いたいはずです。あれだけ「核廃絶」を訴えてきた岸田さんが、総理大臣になったら核抑止を肯定せざるおえないのですから、気持ちはあっても行動できない立場なのです。国益を優先せざるおえないのですから仕方ありません。

核廃絶を願う市民団体が行っている「草の根」活動、被爆体験を伝承するのも大切ですが、国に丸投げしていたから、78年もの月日が経っても核廃絶が実現できていないのです。核廃絶を願う団体が一丸となり、世界の団体とも連携して具体的な核廃絶に向けた手法を考えるべき時が来たと思います。国に任せていたら50年経っても100年経っても、人類は核の脅威から抜け出すことはできないでしょう!

その1つの手法として私は地球統一通貨を実現できれば、地球温暖化・ウクライナ戦争・核廃絶などの地球上のあらゆる諸問題が解決できると思っています。私が考えた「バック・トゥ・ザフューチャーPART4」でも地球統一通貨で核廃絶を実現しています。

 

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