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「地球温暖化は嘘!」論文の97%が正で3%が誤?

地球温暖化・気候変動に関心を持ちネット検索していると「温暖化は嘘!」という情報を時折目にします。日本政府は年間5兆円の温暖化対策費を拠出し100兆円が無駄になる?実際の気温は上昇していない?南極の氷は逆に増えている?など一見すると温暖化は人為的なものではないと安心してしまう情報もあります。しかし世界で発表されている論文の97%は温暖化を肯定しており、残り3%が否定している状況です。日本でも否定派として有名な中京大学特任教授の武田邦彦さんがおりますが、彼の主張は一部の情報を誇張しているように感じられます。「武田邦夫 地球温暖化は嘘」で検索すれば動画が見られるので興味のある方は検索してみてください。

100歩譲って100年後に温暖化は人為的ではなかった?未来にそんな発表がなされたら、それはラッキーな話で、心の中ではそれを強く望みます。しかしIPCC(2007年ノーベル平和賞)が2021年8月の第6次報告書で「人間の影響が大気・海洋及び陸域を温暖化させたことは疑う余地がない。」と初めて明言しました。IPCCは国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の略で、人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、1988 年に国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立された極めて透明性の高い組織です。

このIPCCの執筆にも携わった国立環境研究所地球環境研究センターの江守正多副センター長が、第6次報告書を解りやすく解説した動画がありますので紹介させて頂きます。

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